算命学には命式や後天運から個人の運を知り、不運を避け、幸運を掴むための技術があります。
もちろん、その技術を使いこなすには、それなりの知識と経験が必要です。では、その技術を使えない人は運を知ることはできないのでしょうか?また運を良くすることはできないのでしょうか?
そんなことはありません、算命学のちょっとした考え方を知って応用するだけでも、ある程度の運を知り、開運につなげることができます。今回はそんなお話をしたいと思います。
運には一人一人固有のリズムがあります。そしてそのリズムにはパターンがあります。そのパターンをつかんでしまえば、不運を避けることも幸運を掴むことも、ある程度できるようになります。
算命学の考え方で「行動が運を良くも悪くも大きくする」というものがあります。
一般的に言って、不運になりそうなときは、なるべく控えめで慎重な行動をとると、不運を軽減できます。また、幸運になりそうなときは、思い切って大胆な行動をとると、より大きな幸運を手にすることができます。
そうなると後はその運のパターンを掴んでしまえばよい、ということになります。運のパターンを掴むにはどうすればいいでしょうか?同じく算命学の考え方で「不運も幸運もその前兆(原因)がある」というものがあります。
そこで体重や家計簿をつけるように、自分の運を記録してみましょう。毎日とかは大変ですし、体重やお金と違って運は数字で表せませんから、例えば、毎月末に今月はどうだったかを思い出して「幸福と感じたこと」「不幸と感じたこと」を数件書くようにします。
2〜3年これを繰り返すと自分の運のパターンが見えてくることがあります。趣味の釣りで釣果の良かった後は仕事が成功しやすい…とか、家族関係に問題がおきるときは、かならずその前に体調を悪くしている、等のパターンを見つけられたら、しめたものです。
不運の前兆(凶兆)を感じたときは、より慎重な行動をとりましょう、逆に幸運の前兆(吉兆)を感じたときは、より大胆な行動をとってみましょう。ただ、大胆な行動と言っても、何の考えもない無鉄砲な行動というのではダメです、よく見極めた上での「より大胆な行動」をとることが大切です。
このように運の前兆をとらえて、行動を変えていくことだけで不幸を避け、幸運を掴むのが大分できるようになります。日記ほど大変ではありませんから、是非やってみて下さい。
さらに、算命学の基礎知識がある方は、陽占星・天中殺・守護神・位相法などの知識・技術を加えて考えることができれば、より的確に自身の運を掴むことが出来るはずです。
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