2024.12.26
お知らせこれは算命学皇帝論の一節ですが、世の中のリーダーは自分の人生がどうなるかではなく自分が為すべきことを理解し、自然界に畏敬の念をもちながらその営み法則から神意を読み取り進むべきというものです。
リーダー、権力者は得てして公私の境目がなくなり耳目が塞がれ、心のバランスを崩しますが、これはどこかに私利私欲があるからなのです。一方、小人つまり小器の人は運命の法則がわかっていないので、まず世の常識と徳を兼ね備えた器の大きい人から学びそこから人生をきりひらくべきなのです。
算命学は大器の知恵ですが、小人で欲張りほどその技法の答えのみにこだわり、その技法がつくられた目的を無視しがちになります。数々の算命学技法は先達が自然界法則から必死で生きる道を探そうとした末につくられたものです。算命学を学び伝えるというのは南北縦線の世界です。北方は伝統や先達への感謝、そして南方はあらゆることに礼儀をもって行動することです。
今年もあと少しですが、日常の中でこの縦線を大切になさって良い開運に向かわれますことをお祈り申し上げます。