算命学の基本は陰陽説と五行説です。それぞれ意味がありますが、東洋の発想は、まずわかりやすい陰陽説から始まったのだと思います。

 一日を見ると、昼と夜がある。これは陰陽。人間には男性と女性がいる。これも陰陽。陰陽のどちらが欠けてもこの世は成り立ちません。

 そしてそれぞれの人にも物にも必ず陰陽の両方があると思います。あの人は良い人だと言っても、100%良い人など存在しません。同様に、あの人は悪い人だと言っても、100%悪い人など存在しません。ある条件の下で、より良い人、より悪い人が決まります。

 法律論争では、野党が与党の出す法案は最悪だと批判しますが、陰陽説から見ると、良い部分と悪い部分があるのだろうと推測出来ます。それを踏まえた上で、より良いと思えるものなら、それは良い法律とみなすべきでしょう。

 政治の世界でも我々の日常生活でも、極端に、あれは完璧に良い、あれは絶対的に悪いと決めつける意見には違和感を覚えます。

                                           
中村 嘉男

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*人にも物にも、法律にも陰陽がある*
2017.4. 21 更新
 
 
 

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